【狭山市】風が冷たい時期は動物達だって温泉に入りたい! なんと天然温泉の源泉を使用した「どうぶつ温泉」が智光山公園こども動物園で開催中です!
季節は冬真っ只中。冷たい風に吹かれると、手も耳も痛くなるほどに冷たくなって「あぁ。温かい温泉に入りたいな…。」なんて思ってしまいます。はてさて温かい温泉に入りたいのは、果たして私達人間だけなのでしょうか!? 動物達はどうなのでしょう?
と、いうことで。今、狭山市柏原にある狭山市立智光山公園こども動物園では「どうぶつ温泉」のイベントが開催されています!! 開催期間は2024年2月29日(木)までとなっていますよ。この「どうぶつ温泉」は毎年恒例行事となっていて、冬季限定で開催されているのですって。筆者はさっそく家族と一緒に、智光山公園こども動物園へと足を運んでみました。
どうやら、この「どうぶつ温泉」はサル山と小型動物舎内のカピバラ飼育エリアに出現するとのこと。どちらの動物達も、温かいお湯に浸かるのが好きな印象はありますよね。筆者も観光地やテレビの映像で見たことがありますよ。でも、ここは狭山市の動物園です。しかも温泉です。その温泉は一体どこから引いてくるのでしょうか!?
筆者は土曜日のお昼頃に動物園へと到着したのですが、駐車場は既に満車に近い状態でした。この日は朝まで雨が降っていたので普段よりも人出は少なかったかとは思うのですが、それでもこの混雑ぶりです。
園内をテクテクと歩いて木陰広場を抜けると大きなサル山が現れます。
サル山には多くの方が見学に来ていました。
あれっ!? サル達はオレンジのような果物を食べていますよ。よく見るとそこにはお湯が張られたお風呂がありました。
ということは、このお風呂に張られているお湯は温泉で、サル達が食べているのはオレンジではなく柚子じゃないですか!?
後ろを振り向くと「サイボク天然温泉」と書かれた幟(のぼり)がありました。サイボクといえば、動物園からほど近い日高市大谷沢にある有名な豚のテーマパークですよね。サイボクの中には日帰りで利用できる「天然温泉 花鳥風月」がありますよ。ということは、このお湯の正体は花鳥風月の温泉なのでしょうか。
園内の散策途中、こんなポスターを見つけました。サル山では土日祝祭日は11:45~、平日は13:00~と「どうぶつ温泉」のタイムスケジュールが書かれています。カピバラの飼育エリアでは土日祝祭日、平日ともに13:00~「どうぶつ温泉」が開催されているようですね。
園内の様々な動物達とふれあいながら馬放飼場の方へと進んでいくと、カピバラの飼育エリアのある小型動物舎が見えてきます。時計を見ると、あと数分で「どうぶつ温泉」の開始時刻である13:00になるところでした。
カピバラが温泉に浸かる姿をひと目見ようと、カピバラの飼育エリアの周辺には多くの方が集まってきましたよ。
13:00になるとハッピを着た飼育員さんがやってきました。温泉には欠かせない、たくさんの柚子を浮かべていきます。
そして花鳥風月の名前が入ったポリタンクから、温泉をカピバラのプールに注ぎ込んでいきます!
飼育員さんのガイドによると、やはりこの温泉は花鳥風月から湧き出る天然温泉の源泉なのだそうです。
花鳥風月の天然温泉は「温まりの湯」としても有名ですから、この季節にはぴったりですね。カピバラも嬉しそうに温泉に浸かっていましたよ。是非皆さんも、寒い時期にしか見られない「どうぶつ温泉」でサルやカビバラ達がリラックスする姿に癒やされてみてはいかがでしょうか。
来園予定の方は毎週月曜日(※月曜日が祝日の場合はその翌日以降最初に到来する、休日に当たらない日 )と、年末年始にあたる12月29日~1月1日は休園日となっていますので、こちらには注意して足を運んでみてくださいね。
狭山市立智光山公園こども動物園はここ↓