入間市金子地区の茶畑は新茶のシーズンを迎え、お茶屋さんたちが毎日のように茶畑に出向いては茶葉の生育状況を確認したり、お茶刈り作業に大忙しです。

そんな多忙な時期にも関わらず、快く取材に協力して下さったのが入間市西三ツ木にある池乃屋園さんです。

池乃屋園さんは、江戸時代後期から代々狭山茶の製造と販売を行っている老舗のお茶屋さんですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

まず池乃屋園さんの茶師である、池谷英樹さんが丁寧に淹れて下さった狭山茶の美味しいことっ！　お茶の淹れ方でここまで味が違うのかと驚きましたよ。さすが農林水産大臣賞を受賞している茶師の技術は凄いのだと、心から感動しました。

お店には様々なお茶が並んでいましたが、その中でもワインのようにも見える高級なお茶のボトルがありましたよ。

こちらは狭山茶として初めて池乃屋園さんが商品化した「高級ボトリングティー」で、農林水産大臣賞を受賞した茶葉を特殊な技術で抽出したものなのだそうですよ！　それは手間暇かけて大切に作られたボトリングティーですから、高級なのも頷けます。

また「ちゃばこ」というタバコを模したスティックタイプの粉末茶を発見しました。こちらの「ちゃばこ」の自動販売機を入間市役所や、三井アウトレットパーク入間で見かけたことのある方も多いのでは？　

筆者はＳＮＳ上で何度も見かけたことがあり、何気なくお話を伺ってみると…。なんと、池乃屋園さんが原料生産者であるというじゃありませんか！　そして数あるお茶屋さんの中で、唯一狭山茶の「ちゃばこ」が購入できるのは池乃屋園さんだけなのだそうです。これは、お店に伺ったらゲットしておきたいお茶ですよね。

池乃屋園さんは古くから受け継いだ技術をいかしつつ、美味しくも新しい狭山茶を作り続けられています。ただただ凄いの一言です。もちろんお店では美味しい狭山茶の淹れ方や、冷茶の淹れ方も丁寧に教えて下さいますので、お店に伺う方は是非アドバイスを頂いてみて下さいね。きっと、狭山茶をもっと身近に感じられると思いますよ。

池乃屋園はこちら↓