【入間市】今年の新茶はどこで買おう? 縁起の良い八十八夜新茶の予約が開始された河村商店さんにお邪魔してみました!
日本三大銘茶の一つに数えられる狭山茶の主産地である入間市は、そろそろ新茶のシーズンを迎えようとしています。「今年はどこのお茶屋さんの新茶にしようかしら?」と考えている方も少なくないのではないでしょうか?
筆者は繁忙期直前のとある平日に、入間市東町にある「有限会社河村商店」さんにお邪魔してみました。
河村商店さんが販売しているお茶は、99%がオーナーの河村和子さんの生家である「やまもり本店」さんから仕入れたお茶だそうです!
やまもり本店さんといえば入間市の中でも有数の老舗製茶園で、こだわりの蒸しや火入れの技術、ブレンドの技術には非常に定評がありますよね。
お店の中には他のお茶屋さんではなかなか見ることのない、個包装されたティーバッグの狭山茶がズラリと並んでいます。しかも見てください! とってもスタイリッシュなデザインが施されていますよ。こちらのデザインを担当しているのは入間市出身のアーティスト「Estúdio N 」さんなんですって。
また、可愛らしい猫ちゃんのデザインが施されているティーバッグも見つけちゃいました。なんて愛くるしい猫ちゃんなんでしょう。これはジャケ買いしそうになってしまうほどです(笑)。
でも、何故こんなにも多くの種類のティーバッグが販売されているのでしょう?
取締役の河村洋志さんにお話を伺うと「昔とは違い、今は急須がないご家庭が本当に多いんですよね。そんな方にも気軽に狭山茶を楽しんでいただけたらという気持ちがあり、当店では様々なティーバッグをご用意させていただいているんです。質の良さや味の良さには自信がありますよ!」と仰っていましたよ。
筆者も家族で美味しいお茶をいただこうとティーバッグをお土産にしてみました。花粉症などのアレルギー症状に有効と言われている「べにふうき茶」は大人気なんですって。これは耳寄りな情報ですね。
さて、河村商店さんといえば近頃では珍しくなってしまった「御用聞き」を現在でも続けているお茶屋さんです。
河村さんは「今の時代だからこそ御用聞きは必要だと感じています。当店はお酒も取り扱っておりますし、皆さんに愛される御用聞きになれればと思っています。居酒屋さんもご利用できるお酒の卸しもできますので、お困り事があれば気軽にお申し付けください。」と仰っていましたよ。とっても頼りになるお茶屋さんですね!
そうそう。川村商店さんでは無病息災の縁起茶として好まれている「八十八夜新茶」の予約が始まっていますよ! 予約締切は2025年4月30日(水)まで。
川村商店さんの店頭もしくは電話、FAXでの予約方法がありますよ。新茶の受け渡し期間は5月2日(金)~31日(土)までとなっていて、郵送や地方発送も可能とのことです。
今年の八十八夜は5月1日(木)です。八十八夜頃の好天に恵まれた日に摘んだ新茶のみが縁起茶となりますので、ぜひこの機会に皆さんも無病息災を願いつつ美味しい新茶をいただいてみてはいかがでしょう?
有限会社河村商店はココ↓