【入間市】狭山茶の世界って深くて楽しい! 入間市が新たに発表した観光プロジェクトのPRイベントに参加してみた!!
入間市内の事業者さんたちが「狭山茶」をテーマにした個性豊かな体験型の観光コンテンツを作り、入間市の新たな魅力を発信するプロジェクト「濃厚狭山茶体験いるまの沼:ようこそ、いるまの沼」のPRイベントが、2025年1月18日(土)に三井アウトレットパーク入間のセンタープラザで開催されました。
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画像提供:入間市商工観光課様
こちらのイベント当日には市内の6つの事業者さんたちが集まって「濃厚狭山茶体験いるまの沼:ようこそ、いるまの沼」で体験できる素敵な観光コンテンツを紹介してくれるとのことで、筆者もお邪魔してみましたよ。
こちらは株式会社やまもり本店さんのブースです。やまもり本店さんといえば入間市で狭山茶を作り続けて120年と歴史のある市内有数の老舗のお茶屋さんです。
また、茶葉の個性を活かした合組を得意としていることでも有名なんですよね。ということで、このブースでは狭山茶のブレンド体験の紹介がされていましたよ。
ブースには様々な色合いや形状をした狭山茶の茶葉6種がズラリと並んでいます。よく見ると茶葉の名称だけでなく、味や香りの特徴や口に含んだ時の風味が書かれていますね。この茶葉にお湯を注いで試飲していくことで、自分の好みの茶葉を選んでいきますよ。
ここからがやまもり本店さんの真骨頂である狭山茶のブレンド体験です。
お茶碗に好みのお茶を少しずつ入れ混ぜていくのですが…。口に含んでみると想像していた味とは違って、お茶同士が喧嘩してしまったり渋さが増してしまったりするんですよ(泣)。会場にいらした方は真剣に狭山茶に向き合いつつ、世界に一つだけのブレンドを楽しんでいらっしゃいましたよ。
さて。こちらは田中製茶園さんのブースです。田中製茶園さんでは「闘茶」の体験ができましたよ!
闘茶は鎌倉時代以降中国から伝わり、かつて禁止令がでるほどに流行(人気を博した)したお茶の競技です。お茶を飲んで産地や銘柄を当てていくので、かなり嗅覚と味覚を研ぎ澄ます必要がありそうですよ(汗)。
今回筆者がチャレンジしたのは「ゆめわかば」という品種と「はるみどり」という品種での闘茶です。どちらのお茶も香りが爽やかで優しい甘みを感じます。
口に含むと「ゆめわかば」は鼻に抜けるときの香りが花のようなフローラルさを感じたんですよ。一方「はるみどり」は上品な甘さは感じたもののフローラルさには欠けていたように感じます。
「こちらのお茶の品種はなんでしょう?」と一杯のお茶が目の前にやって来ました。さあ、決戦の時です。
ほのかに感じるフローラルさ。これは「ゆめわかば」なのでは? でも、正直なところ自信がなくなってくるのが闘茶の難しいところなんですよね。幸いにして筆者の感は的中し「お見事っ!」のお声を頂くことができました。
この他にも狭山茶を活かした素敵な観光コンテンツが紹介されていました。美味しいお料理と狭山茶のペアリングティーで味わうフレンチや、昨今SNSで注目されているアフタヌーンティーを狭山茶の和紅茶で楽しむ「ヌン活」のコンテンツ。
また、狭山茶を飲むのではなく煙で楽しむシーシャや狭山茶を材料にしたオリジナル染料「入間ブラック」を使ったレザークラフトなど、新たな狭山茶の世界が広がっていくようなコンテンツがありました。
この中には県外の方だけでなく、入間市にお住いの皆さんも思わず「沼にハマってしまう」ような素敵な体験があるかと思います。
「濃厚狭山茶体験いるまの沼:ようこそ、いるまの沼」の数々の観光コンテンツは入間市のホームページ上でも公開されています。ぜひ皆さんもご覧になって様々な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?
三井アウトレットパーク入間はココ↓