【入間市】お茶屋さんがカードになっちゃった!? 狭山茶を愛する小学生が発案した「お茶屋さんカード」がすごすぎた!
狭山茶処の入間市は、徐々に冬を感じるような気温となってきましたね。こんな季節には、心も身体もホッとできる温かい地元の銘茶を頂きたくなるものです。皆さんは今年に入ってお茶屋さんへと足を運ぶ機会はありましたか?
筆者は今年に入って入間市内のお茶屋さんに伺う機会が増えたのですが、実はお茶屋さんの店先で「とあるもの」を見つけたんですよ。それが、こちらの「お茶屋さんカード」なんです。
最近は様々な分野のカードをよく見かけますよね? 例えばコンビニエンスストアなどでも手に入れられるトレーディングカードをはじめ、ダムカードやマンホールカードなども人気ですよね。このお茶屋さんカードはそんなタイプのカードのようにも見えますよ。
一体このカードはどんなカードなのでしょう? 筆者はこの秘密めいた「お茶屋さんカード」を作成しているオチャカプロジェクトさんを取材してみました。
オチャカプロジェクトさんによりますと、このお茶屋さんカードは入間市内に住む小学生の女の子の「狭山茶をテーマにした夏休みの自由研究」から生まれたカードなのだそう。
女の子は狭山茶を深く知るうえでお茶屋さんへのインタビューが必要となり、いろいろなお茶屋さんに伺ってみたところ、お茶屋さんたちは気さくに優しく迎え入れてくれたんですって。
そんなお茶屋さんの心の暖かさが大好きになり「狭山茶やお茶屋さんの魅力をたくさんの人に知ってほしい!」「どうしたらお茶に関心を持ってもらえるんだろう?」と思ったのだそうです。
そこで女の子は「今流行りのカードを作ればお茶屋さんに直接足を運んでもらえるようになるかもしれない!」とオチャカプロジェクトさんに相談し、カードの作成に至ったんですって。いやぁ。夏休みの自由研究が形となって世に出るなんて、とっても素敵じゃないですか。
それに、最近では女の子の取り組みに賛同した狭山茶好きの子どもたちが集まって、地元のお茶屋さんに取材をしたりカードの普及活動をしているんですって。子どもたちの行動力は素晴らしいですね。
2024年11月30日現在、お茶屋さんカードは入間市内やお隣りの瑞穂町にある11軒のお茶屋さんで配布されています。中には年内で閉店してしまう當摩本店さんのカードもあります。これは貴重なカードとなりそうです。
オチャカプロジェクトさんによりますと、入間市だけでなく近隣地域のお茶屋さんたちからもお問い合わせが来ているとのことですから、カードの種類はどんどんと増えていきそうですね。
カードの表はお茶屋さんの屋号と共にお店の外観の写真。裏にはお茶屋さん達のポップな写真や所在地、お茶屋さんの特徴や自慢の推し茶などが詳しく書かれています。
よく見るとお茶屋さん達がポーズを決めた写真が貼り付けられているのですが「グー・チョキ・パー」のいずれかを手で表しているんです! そうです。このカードでじゃんけん対決できちゃうんですよ(笑)。
ぜひ皆さんも、お茶屋さんを巡りながら地元の小学生が発案した「お茶屋さんカード」をゲットしてみてくださいね。
お茶屋さんカードにもなっている當摩本店はここ↓