【入間市】パラスポーツで皆んなの心が1つに。楽しくって、心優しいパラスポーツイベントが開催されました!
「みんなで、ゆる~くパラスポーツを楽しもう!」を合言葉にしたパラスポーツイベント「第4回 知って! あそんで! みんなでパラスポーツ!」が、2024年9月23日(月・振休)に入間市市民体育館のアリーナにて開催されました。
「知って! あそんで! みんなでパラスポーツ!」は障がいの有無や性別、年齢も関係なく楽しめるパラスポーツイベントということもあって、毎年大人気のイベントなんですよ。筆者は午前の部に参加させていただきました。
まずはチーム分けをします。今回筆者はブルーチームに入ることになりました。それでは張り切ってパラスポーツに挑んでいきましょう!
こちらは、パラスポーツの中でも人気のボッチャのコーナーです。
プレイ前には、松本裕子選手がお手本を見せて下さいました。白いジャックボールが的になるのですが、赤いボールが壁となっています。
松本選手の投げる青いボールが攻めていくのですが…。松本選手でも厳しいゲーム展開となっています。
これは、意外と難しそうですよ。それではゲームを始めていきましょう!
やはり想像していた以上に、自分の思った方向や距離にボールが飛ばないんですよね…。
そんな筆者をよそに、皆さんはとっても上手にジャックボールに寄せていきます。
見てください! ジャックボールとの距離が、赤いボールと青いボールも同じくらいなんですよ(汗)。審判の細かなジャッジにより、赤いボールのチームの勝ち!! 接戦でしたね。
お次はシッティングバレーですよ。まずは円陣を組んで鈴の入ったボールを落とさない練習をします。ルール上お尻の一部を床に着けた状態でボールを繋いでいくのですが、ボールの行方次第ではお尻で歩いて取りに行くんです。これが結構大変なんですよ。
さぁ。本番です! さすがは子どもたち。動きが軽やかで、素早くボールを取りに行ってくれています。中学生の女の子は「1本1本大事に繋げるよー!!」と大きな声を出して、チームを盛り上げます。
大人たちは「お尻が痛くて動けない(泣)。」「ボールを繋げるだけで精一杯っ。」と言いながらも、汗を流してボールを追いかけていました。皆さんナイスファイトです。
卓球バレーのコーナに移りましょう。卓球バレーでは工作コーナーで作った牛乳パックのラケットも使えるとのことで、皆さん楽しそうにMyラケットを作っていました。
それでは実践です! 木の板のラケットや工作コーナーで作ったMyラケットを使ってプレイしていきますよ。
チーム全員の息を合わせて、敵陣に玉を転がしてポイントを奪っていきます。白熱したラリーが続いていきます。これは面白いっ!! 皆さん満面の笑みで、卓球バレーを楽しんでいましたよ。
さて。車いすに試乗できるコーナへと向かいましょうか。
スポーツ用の車いすに乗って、子ども達の鬼ごっこが始まりました。鬼はスタッフの方ですよ。
いやぁ。クルクルと上手に乗りこなしている子ども達なのですが、さすがはスタッフさん! すぐに捕まってしまいます(笑)。
また、国際大会でも注目されている車いすバスケットも体験することができました。子ども達は次々とゴールを決めていきますよ。すごいすごい!
今回のイベントに参加した子ども達に感想を聞いてみると「運動は苦手なんですが、パラスポーツは本当に楽しくて夢中になりました。また来年も参加したいです。」
「障がいって、誰が作った言葉なのかなって思いました。だって、パラスポーツがあれば、皆んなで楽しい時間が過ごせるんだもん(笑)。皆んな仲間だよね!」といった素敵な言葉がたくさん出てきました。
また来年も「知って! あそんで! パラスポーツ!」が開催されるように願っています。とても楽しく、貴重な体験をありがとうございました!
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