【入間市】選手の勇気と技が会場内を熱くする! 入間市初のスケートボードの大会がアウトレットパークで開催されました。
横乗り系のアーバンスポーツといえば…。スケートボード!! スケートボードは今や「遊び」としてだけではなく、国内外で国際大会が開催されるほどに人気の競技となっていますよね。
皆さんは、そんなスケートボードの大会が入間市内で開催されたことをご存知でしたか?
![2024スケボー大会3](https://prefsaitama.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/323/2024/04/IMG_0785.jpeg)
画像提供:入間市スポーツ推進課様
しかも、この大会は入間市主催で初開催という記念すべき大会で、令和6年4月7日(日)に三井アウトレットパーク入間のセンタープラザで開催されました。
筆者は11時頃に会場へ伺ったのですが、既に多くの方が観戦していましたよ!!
アウトレットパークにお勤めの方にお話を伺うと「センタープラザでのイベントで、ギャラリーの人がこれほど集まったイベントは無いと思います。本当に驚きました!!」と仰っていました。
確かに、センタープラザ以外にも競技が良く見える2階の通路で観戦している方の姿も多く、筆者も驚いてしまいました。皆さん、それだけこの大会を心待ちにしていたってことですよね。
さて。こちらの大会は「DAPスケートランプコンテスト入間市長杯~入間市スポーツ振興まちづくり条例っ制定記念~in三井アウトレットパーク入間」といって、出場選手達は未就学児から中学3年生の子ども達ということもあり、開催前からかなり注目されていました。
スケートボードの大会というと大型のパーク内で行われる競技を思い浮かべる方も多いかと思いますが、今回の大会は「1,200ミリメートルランプ」というミニランプを使用した競技内容。
スノーボードでハーフパイプという競技がありますが、ランプ競技はそのスケートボード版のようなイメージです。左右に曲線を描く、楕円形を半分に切ったような形をしたセクション(※選手が滑走する構造物や造形物)をランプといいます。
このランプ内を左右に滑走をしつつ、リップトリック(※ランプの角の部分を使った技)や空中でエアーターンを決めていくのですが、ミニランプとはいえ、かなりの高さがあります…。
筆者もランプ脇で観戦させて頂きましたが、想像していた以上の高さに身震いしてしまいました(汗)。
しかも勢いをつけてランプの傾斜を滑り、技を決めていくわけですからね。選手達は緊張と恐怖に打ち勝つ勇気も必要となります。会場内は選手達のドキドキが伝わってきて、まさに手に汗を握る雰囲気です。
観戦していた方が、思わず「スケボーってカッコいいだけじゃなくて、こんなにも緊張感があるスポーツだって知らなかったよ。」「ただ滑るだけじゃなくて、技を決めていくなんて尊敬する! 転んだら痛いだろうに、誰も滑るのを辞めようとしないしね。」と呟いていたほどです。
勇気を持って挑むからこその転倒シーンもありましたが、観戦していた方が仰っていたように誰一人として滑ることを辞めません。
タイムアップしても自分の滑りに納得がいかなくて、技を決めにいく選手もいました。最後まで諦めず果敢に攻めていく勇気ある姿に、会場内には大きな拍手と歓声が沸き起こっていました。
競技が終わると、選手達は観客の皆さんに一礼をしてから審査員の元へ。そして「Fist Bump(フィストバンプ)」と呼ばれる、拳と拳を突き合わせるジェスチャーをしてからランプを去ります。
悔し泣きをしている選手も、満面の笑みの選手もFist Bumpで競技を終了するんです。筆者はこのジェスチャーを見ているうちに、なんだか胸が熱くなりました。
また次回もこのような素晴らしいスケートボード大会が入間市で開催されることを、心から願っています。選手の皆さん、お疲れ様でした! そして、熱い感動を本当にありがとうございました。
三井アウトレットパーク入間はここ↓