皆さんは、この春の大型連休はどのようにお過ごしでしょうか？　この大型連休中の5月5日には「端午の節句」がありますね。

男の子のいるご家庭では鯉のぼりを飾ったり、兜や鎧などの五月人形を飾ったりしてお祝いの準備をされているのではないでしょうか？

現在、入間市博物館ALITでは「こいのきせつ～アリットの端午の節句～ 」というイベントが開催されていて、鯉のぼりや様々な年代の五月人形が展示されています。こちらのイベント展示は2024年5月19日（日）までとなっていますよ。

桃の節句の頃にお雛様を展示するイベントは、入間市以外の地域でも見かけることがあります。でも、端午の節句の時期に鯉のぼりや五月人形を展示するイベントはなかなか出会えませんよ。ちょっと気になりますね！！

さて。博物館の中へと入ってみましょう。

博物館のエントランスホールの天井には大きな鯉のぼりが飾られています。学芸員の梅津さんにお話を伺うと、この鯉のぼりは昭和35年に生まれた男の子の初節句の際に送られたものなんですって。

また、入間市の扇町屋地区にあった商家で飾られていたという立派な五月人形が飾られています。

廊下に足を運んでみると、疫病除けの神様である鍾馗様の五月人形が飾られていますね。

えっ！？　忠臣蔵や川中島の合戦、五条大橋で出会った牛若丸と弁慶の五月人形もありますよ。ストーリー性もあって、これは見応えがある五月人形ですね。

休憩エリアには座敷幟や、たくさんの五月人形が飾られていますよ。

皆さんもご存知の「金太郎」や「桃太郎」などの姿もあって、五月人形のバリエーションの多さに驚きを隠せません。

さて。このイベント展示では、鯉のぼりにちなんで博物館のあちこちに「こい」がモチーフとなった展示物があります。

なんで筆者が「こい」と平仮名で書いているかといいますと…。「こい」は魚の鯉だけではないからなんですよ！　もしかしたら「恋」かもしれませんし「濃い」かもしれませんということなんです（笑）。

館内にたくさんある「こい」を、来館された皆さんに探してもらう「こいのきせつチャレンジラリー」も開催されていますよ。こちらのラリーは2024年5月6日（月・祝）までとなっています。

ラリーを達成された方には記念品がプレゼントされますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！！　

入間市博物館ALITはここ↓