【入間市】赤い鳥居の美しさが有名な中野原稲荷。残念ながら節分の豆まきは中止となっていました。

皆さんは今年の２月３日の節分には豆まきをしたり、節分ならではのお食事はいただきましたか？　節分は日本に古くから伝わる大切な行事ですし、子ども達も楽しみにしているイベントですよね。

節分は「季節を分ける」という意味があり、その中でも立春は旧暦で一年の始まりとされていたんですよ。ということは…。立春の前日である節分は大晦日だったわけです！　節分って実は重要な日だったんですよね。

一年の始まりといえば初詣じゃないですか！！　これは是非とも神社にお詣りしたいと思い、節分祭で有名な入間市小谷田にある「中野原稲荷神社」に子ども達やママ友と一緒に伺ってみましたよ。

筆者が中野原稲荷神社に伺ったのは2024年2月3日の14：00前です。「豆まきが開催されるとしたら、午後は13：00と14：00と15：00にやると思うよ！」と、事前に市民の方から情報を頂いていたのでこの時間に伺ってみたのですが…。

「豆まき中止」の文字が見えてきましたよ（泣）。でも、たくさんの奉納札が神社の入り口には掲げられていますし、お詣りだけでもさせていただきましょう！

中野原稲荷神社といえば、木々に囲まれた社殿へと向かう石畳を囲うように建てられている鳥居がシンボルとなっています。数十にも連なる鮮やかな赤い鳥居は、木々の緑に映えて実に美しいんですよね。

この参道を歩くだけで、なんだか神様からのパワーを頂けそうじゃないですか？　本当に素晴らしい空間です。

いよいよ神様にお会いしますよ。まずは、ご挨拶の前に手水舎（てみずや）で身体と心を清めます。

お正月などは参拝される方が多く、手水舎の混雑には気が焦ってしまいがち（汗）。

こんな静かな日であれば、子ども達に手水のお作法を教えることができますね。

本殿に向かうと、無病息災や家内安全、商売繁盛を御祈願される方がたくさんいらっしゃっていましたよ。筆者も神様にご挨拶をしてから、心の中でお願いごとをお伝えしました。

ふと上を見上げると奉拝の証である千社札が貼ってありますよ！　いつの頃に貼られた千社札なんでしょうか？　とっても神社らしい趣を感じることができますね。

社務所代わりのテントの中から、中野原稲荷神社の氏子さん達が声を掛けてくださいました。

なんと「福豆」を頂けるとのこと！！　福豆の入った小さな小袋には素敵な印が押されていますよ！

氏子さん達に今回の豆まきの中止についてお話を伺うと、新型コロナが流行した頃から豆まきは中止となっていて、今年の豆まきも感染症予防の観点から残念ながら中止となったのですって。寂しいですが、こればかりは仕方がないですね（泣）。

こちらが、コロナ禍前に豆まき会場となっていた神楽殿ですよ。立派な神楽殿です！　

以前はこんなにも多くの方々が訪れて「鬼は外！　福は内！」と厄を祓い、新しい年の幸せを願っていました。

いつかまた、この神楽殿で盛大な豆まきが再開され、地元の方々の福を招くお祭りとなりますよう心からお祈りしています。

中野原稲荷神社はここ↓