【入間市】なんと先生は巨人OB! レジェンドたちから技術を学ぶ「読売さわやか野球教室」が開催されました。
雲一つない爽やかな青空の下、入間市扇町屋の入間中央公園野球場にて「読売さわやか野球教室」が2025年11月30日(日)に開催されました。
この日参加したのは入間市五地区少年野球連盟に所属している5チーム、約80人の小学生たちです。

今回の野球教室では、なんと読売巨人軍のOBたちが先生なんですよ。

子どもたちの前に登場したのは、緒方耕一さんと林昌範さんです。なんて贅沢な先生たちなんでしょう!! これには子どもたちだけでなく、保護者の方々からも大きな歓声が上がりましたよ。

まずはランニングで身体を温め「どうしたら早く走れるのか?」をレクチャーしてもらいます。

さぁ。走塁のスタートです。子どもたちは全力でベースを駆け抜けていきます。
「ベース全体を踏もうとしちゃダメだよ。そうすると下を向いてしまってスピードがダウンしてしまうんだ。」と緒方さんから掛け声がかかります。

また、リードの取り方についても子どもたちは自然と下を見てしまう様子。「前を見ながら自分のリードを取ってね。絶対に下を見ちゃだめだぞ(笑)。」と緒方さん。これが難しいようで、後ろに下がってしまったりふらついてしまったり…。

「何回も練習して感覚を身につけよう。ピッチャーが牽制が上手かどうかでリードの幅は決まるよ。」と詳しく的確に教えてくれています。

林さんからは野球の基本である正しい投球フォームを学びます。林さんは「投げた瞬間に結果は決まってしまうんだ。それまでのフォームが良ければコントロールは利くんだよ。」と、投球までの流れをデモンストレーションを交えながら丁寧に伝えています。

また子どもたちだけでなく、各チームのコーチ陣にも正しいフォームで投げるための練習方法を分かりやすく説明してくれていました。

筆者が驚いたのはボールをメンコに見立てた練習方法です。正しいフォームで地面にボールを打ち付けると、なんと前には転がらず上へと飛び上がるんですって!! これにはコーチたちも興味津々でした。

アドバイスを受けると明らかにフォームが変わり、投げる球の速さも力強さも強くなっていきます。
それが楽しくて、子どもたちは積極的に教えてもらおうとしていました。
さて。大人気だったのがバッティング練習です。緒方さんが手を添えながらフォームを修正していくと、今まで上手に飛ばせなかった打球が真っ直ぐにグングンと飛んでいきます。

「センターを狙って打ってね。それからスイングが終わった時に正しく強く振れていると、右と左の太ももがピタッとくっついているはず。確認するからね(笑)。」と、緒方さんは子どもたちの癖をとらえ、的確に指導してくれるんですよ。

子どもたちに感想を聞いてみると「緒方さんから、毎日練習を続けることの大切さを教えてもらいました。ぼくもプロ野球選手になれるように、毎日頑張ります!」

「林さんから、マウンド別の身体の残し方を教えてもらったのが印象的でした。これからは教えてもらったことを意識してみます!」と弾けるような笑顔でお話してくれましたよ。
来年もまた「読売さわやか野球教室」が開催され、野球を愛する子どもたちが元気いっぱいに活躍できることを皆さんと共に願っています。素敵で楽しい時間をありがとうございました!
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