【狭山市】お酒が飲めない店主が最高のおもてなし!? 目から星が飛び出てしまうほどに美味しいと噂の「炭火やきとり げこざる」さんに伺ってみました!!
12月も残り僅かとなりました。最近、狭山市や近隣の地域の方々から「すごく美味しい焼鳥屋さんがあるのを知ってる?」「希少部位も食べられるんだけど、これがまた最高なお味なんだよ。」との情報をいただいたんですよ。
そんな情報をいただいてしまったら、筆者も行かずにはいられないじゃないですか(笑)。
ということで、筆者はとある平日の夜に伺ってみました。皆さんが情報を提供してくださったお店は狭山市狭山台にある「炭火やきとり げこざる」さんです。
店内に入ってみると、まるでBARを思わせるようなカウンター席がお出迎えしてくれました。後ろを振り返ると、宴会もできそうな広々としたテーブル席もありましたよ。
さっそくメニューを見てみましょうか。飲み物はビールを始めとした様々なお酒やソフトドリンクがいただけそうですよ。
焼き鳥のメニューは地養鶏や大山鶏などがあって期待値は爆上がりです。おつまみの種類も豊富で、どれもお酒に合いそうじゃないです。
筆者は生ビールの中を頼んでみました。生ビールといえばジョッキで来ると思いきや、グラスに注がれてやって来ました。お通しは粗く下ろされた大根おろしです。
生ビールをゴクリと飲んでみると、キメが非常に細かい泡で喉越しが良いんですよ。
乾燥している時期だからこその美味しさとは違うビールの味わいにピンときてしまった筆者は、オーナーの村田さんに「サーバーの洗浄を相当されていませんか? また、生ビールを提供する際にグラスを使っている理由もありそうですよね?」とお聞きしてみたんです。
村田さんは「お気づきになりましたか? サーバーの洗浄は徹底的に行っています。また生ビールをジョッキで提供しないのは口当たりが全く違うからなんです。でも僕、飲めないんですよ(笑)。」と仰っているのですが…。
聞き間違いじゃなければ「飲めない」という驚きのワードがあったような気がします。
なんとお店の名前になっている「げこざる」は、アルコールが一切飲めない「下戸(ゲコ)」のオーナー村田さんが、たくさん飲める「笊(ざる)」の方々をもてなす意味から来ているのだとか!! いやぁ。驚きの事実です(汗)。
とっても美味しい生ビールを堪能していると「チャンジャチーズ」と「山クラゲとささみ」のおつまみがやってきました。これがまた生ビールに合うんです。本当に村田さんは下戸なのでしょうか…(笑)。日本酒がお好きな方にもオススメしたくなる逸品でしたよ。
さて。カウンター席からは焼き鳥を焼いている村田さんの姿が見えるのですが、この配置にも村田さんのこだわりがありそうな気がするんですよ。「お客様の食べるペースが把握できるんですよね。お客様が欲しいというタイミングで最高の焼き鳥を召し上がって欲しいんです。焼き鳥は生き物ですからね(笑)。」と、村田さん。
ナイスなタイミングで運ばれてきたのは「極上レバー」です。程よい弾力を残しつつも柔らかく、レバーの上品な甘さが引き立っています。筆者はあまりの美味しさにパクパクと食べてしまったのですが、ビールで口の中を潤した次の瞬間には「こころ」と、希少部位の「こころのこり」が運ばれてきました!
この「こころのこり」は心臓である「こころ」と肝臓である「レバー」を繋いでいる管の部位なんです。脂が乗っていてジューシーなのですが、とっても歯切れが良くてサクサクとした食感も楽しめます。実はこの部位は処理に手間が掛かるらしく、廃棄してしまうお店が多いようなんです。
村田さんにお聞きすると「こころのこり」は人気が高く、開店から早い段階で売り切れてしまうのだそう。「絶対に食べてみたい!」という方は、お早めの時間帯にお越しくださいね。
そうそう。今回筆者が伺った「炭火やきとり げこざる」さんは2024年12月31日(火)~2025年1月3日(金)はお正月休みとなりますよ。こちらはご注意くださいね。
また「ワイワイとした雰囲気の中で仲間たちと美味しい焼き鳥が食べたいなぁ。」という方や「げこざるさんの変化球を試してみたいんだけどなぁ?」という方は「元気やきとり げこざる」と「串揚げバル げこざる」という系列店が狭山市南入曽にあります。
こちらも素敵なお店でしたので、皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね!
「炭火やきとり げこざる」はココ↓