【入間市】白熱した戦いに一瞬たりとも目が離せない！　2024年で30回目の「わんぱく相撲入間大会」が開催されました。

2024年6月9日（日）に入間市市民体育館にて「第30回　わんぱく相撲入間大会」が開催されました。
今年の「わんぱく相撲入間大会」は30回目となる記念すべき大会となり、入間市内の小学1年生から6年生までの子ども達274名が参加しましたよ。

さすがは「相撲のまち入間」をキャッチコピーに掲げているだけあって、体育館の周辺にはたくさんの幟旗が爽やかな風に吹かれてはためいていました。

筆者が会場に到着したのは8時20分頃だったのですが、会場内にはたくさんの子ども達と応援に駆けつけた方で賑わっていましたよ。

入間市のマスコットキャラクターである「いるティー」の夢は「わんぱく相撲で優勝する！」ことです。会場内にいる全ての子どもたちも優勝を目指して、一生懸命に練習を重ねてきました。

見事優勝を果たすと、第65代横綱の貴乃花光司さんから寄贈された貴鷲旗（たかしゅうき）が授与されますからね！　子ども達の気合は十分の様子ですよ！！

開会式では子ども達による土俵入りも披露され、会場内の熱も上がっていきます。

さぁ。取り組みが始まりました。この大会には個人戦と団体戦（1チーム3名）があり、各学年の男女別でのトーナメント形式で戦っていきますよ。

開会式で大相撲春日野部屋の春日野親方から「身体が小さいから弱い。身体が大きいから強い。相撲の世界にそんなことはありません！」

「努力をすればするほど、相撲を取る身体になっていくんです。だから最後まで諦めず向かっていこう！」と声がけをしてもらった子ども達です。その言葉を胸に真剣な眼差しで取組に入ります。

一瞬たりとも気が抜けない白熱した戦いです。子ども達は本気の「ガチンコ勝負」を繰り広げていきます。

あれ！？　春日野部屋のお相撲さん達が子ども達の応援に駆けつけましたよ！　子ども達はお相撲さんとお話したり、浴衣に包まれた大きくて逞しい身体に触ってみたりと大はしゃぎ（笑）。

お相撲さんと触れ合う時は、いつもの無邪気で可愛らしい姿に戻るのが良いですね！

さぁ。女の子達の取組も見に行ってみましょう。女の子達の勝負も迫力満点で見応え抜群ですよ。力いっぱいぶつかり合い、まわしを掴んで粘ります。

こちらの女の子達の取組は見ているこちらも力んでしまうほどの大相撲で、がっぷり四つに組み合ったまま動きません（汗）。2人の「負けたくない！」「諦めたくない！」という気持ちが伝わってきましたよ。

取組前に緊張から泣き出してしまう子や、負けた悔しさから堪えきれずにポロポロと涙を流す子の姿もありました。
わんぱく相撲を通じて、子ども達は勝つことの喜びや負けることの悔しさを肌で感じるだけではなく、我慢強く耐えることの大事さや仲間を思いやる優しい心、本当の意味での逞しさを学んだことでしょう。

来年も入間市の多くの子ども達が「わんぱく相撲入間大会」で白熱した戦いを見せてくれるはずです。参加された皆さん、お疲れ様でした！　また、素晴らしい取組を見ることができますように。

入間市市民体育館はここ↓