【入間市】茶畑ってこんなに綺麗だった！？　非日常を体験できる茶畑テラスは、おいしくて美しいスポットでした。

入間市内のお茶屋さんには新茶が並び、金子地区の広大な茶畑は緑が美しい時期になりましたね。皆さんは、そんな金子地区にある茶畑テラス「茶の輪」を利用したことはありますか？　

茶の輪といえば様々なメディアでも取り上げられたり、入間市在住の漫画家の山中梅鉢さんが茶の輪のシーンを描き下ろしたChabaccoが数量限定発売されたことでも注目されています。

筆者は茶の輪の存在は知っていたのですが、実際に足を運んだり利用をしたことがなかったんですよね（汗）。

そんな時、入間市商工観光課の方々から「お茶の緑が美しい時期になりましたよ！　茶の輪から見える広大な茶畑は最高ですから、ぜひ一度遊びにいらしてみて下さい。」とのお誘いを受け、伺ってみることにしました。

こちらの茶の輪は事前予約制となっている貸切テラスです。※貸し切り時間は90分間。

しかも市内の５つのお茶屋さんとコラボレーションしていて、お茶とお茶菓子がセットになっている個性豊かなプランが用意されているんですよ。茶の輪は住所非公開となっているテラスですので、まずは受付場所となっているお茶屋さんに集合です。

筆者が今回お世話になったお茶屋さんは入間市寺竹にある「坂本園」さんです。坂本園さんが茶葉や急須、ポットなどが入った「茶の輪ピクニックセット」を用意してくださっていましたよ。

気になる坂本園さんのプランですが、テラス周りの茶畑で新茶の手摘み体験ができる期間限定の「新茶満喫プラン（※次回は2024年6月16日～7月15日）」に申し込んでみましたよ。さぁ。出発しましょう！

見えてきました！　これが茶の輪ですね。こちらのテラスは高さが２メートル、広さは４０平米あるんですって。ちょっとテラスに上ってみましょうか。

茶畑のある光景は、皆さんも慣れ親しんでいるかと思うのですが…。視界が２メートル上がっただけで全く違う景色に見えます（驚）。

美しい茶畑の中を爽やかな風が吹き抜けていき、最高の開放感が味わえます！　なんて気持ちが良いんでしょう。これは最高のデトックスになりそうです。

茶の輪にはテーブルやクッション、アウトドアチェア、カメラスタンドが用意されていました。

入間市商工観光課の吉田さんにお話を伺うと、テラスやテーブルに使われている木材は地域の有名な木材である西川材や加治丘陵の間伐材を使用しているんですって！　木の温もりを感じながら、とっても贅沢な時間が過ごせそうです。

坂本園さんが用意して下さったお茶を飲みながら、ピクニック気分を楽しみましょうか。ピクニックセットの中身はオシャレな茶器や、美味しそうなお茶にお菓子のセットが入っています。

また「本日の茶葉」と書かれた手書きのお品書きが！　坂本園さんのお心遣いが胸に染みてきます。

まずは煎茶から淹れさせていただきましょう。目の前に広がる茶畑と同じように、美しい緑色をしたお茶が入りましたよ。口に含むと柔らかく優しく喉を通っていきます。

狭山茶で作られた和紅茶やほうじ茶もいただいてみましょう。和紅茶は香りも豊かで甘みを感じます。ほうじ茶は香ばしい香りが印象的で、スッキリとした味わいです。これはお茶菓子も進んでしまいます（笑）。

そうそう。茶の輪ではお好きなお菓子やお弁当を持ち込むこともできるんですよ！　お茶に合わせたおやつやお食事を用意して、お友達やご家族で楽しんでも良さそうですね。

さぁ。今回のプランのメインイベントである新茶の茶摘みをしていきましょう。お茶は「一芯二葉」で摘んでいくんですよね。さすが柔らかな新芽なだけあって、力を入れずともスッと摘むことができました。

なんと、摘み取った茶葉は持ち帰り可能なんですよ。筆者は坂本園さんがオススメの「新茶の天ぷら」にしてみました。この時期でしか味わえない、ほろ苦くも爽やかな風味がたまりませんでした。

最高のロケーションに最高の空気。美味しいお茶と、お茶屋さんの温かな心遣い。こんなにも身近に素敵な場所があったのに「灯台下暗し」とは、まさにこのこと！　ぜひ皆さんも茶畑テラス「茶の輪」で、穏やかで幸せな時間をすごしてみてはいかがでしょうか。

今回お世話になった「坂本園」さんはココ↓